2011年6月16日木曜日

□身近な節電 ~エアコンが半分以上の電力消費~


3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故と浜岡原子力発電所の運転停止により電力の供給力が減少しています。これから夏期にかけて、エアコン(冷房)などの消費電力が増加し、電力需給のバランスが極めて厳しい状況になることが予想されます。電力ひっ迫による計画停電を回避するためには、一人一人が節電に対する理解を深め、行動することが必要です。

とくに今夏の節電は、電力ピーク使用時の午後2時頃を抑制することが必要不可欠といわれています。各企業も節電対策を立てて対応していますが、身近な家庭でも一人一人の節電アクションが求められています。

夏の日中、午後2時頃の家庭では、平均で約1,200Wの電力を消費していますが、そのうちエアコンが53パーセントを占めています。次いで冷蔵庫(23パーセント)、テレビ(5パーセント)、照明(5パーセント)、待機電力(4パーセント)、その他(10パーセント)の順です。外出中の家庭でも冷蔵庫、温水洗浄便座、待機電力などにより平均で約340Wの電力を消費しています。

家庭での「節電メニュー」を列記してみます。実行すると、削減率の合計が5パーセントを超えることができます。

【エアコン】
ゴーヤなどの“緑のカーテン”や“すだれ” などで窓からの日差しを和らげ、室温28度を維持することです。無理のない範囲でエアコンを消して、扇風機を使うことです。除湿運転やエアコンの頻繁なオンオフは電力の増加になります。

【冷蔵庫】
冷蔵庫の設定を「強」から「中」に変え、扉をあける時間をできるだけ減らし、食品をつめこまないようにすることです。

【照明】
日中は照明を消して、夜間も照明をできるだけ減らすことです。

【テレビ】
省エネモードに設定するとともに、画面の輝度を下げ、必要な時以外は消すことです。

【ジャー炊飯器】
早朝にタイマー機能で1日分まとめて炊いて、冷蔵庫に保存することです。

【待機電力】
リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切ることです。長期間使わない機器はコンセントからプラグを抜いておくことです。

このほか消費電力の大きい電気製品は、温水洗浄便座、電気ポット、食器洗い乾燥機、オーブントースター、掃除機、ドライヤー、選択乾燥機、浴室乾燥機、電子レンジ、アイロン、クッキングヒーターなどがあります。

エアコンの控え過ぎによる熱中症などに気を付けて、無理のない範囲で節電に取り組むことです。朝夕の涼しい時間帯に道路などに水をまいて暑さを緩和するのもいいと思います。